神道神心教 沿革

 教祖安達太十郎先生は天保十二年四月八日(辛丑年)今より百六十余年前兵庫県永上群青垣町口塩久に誕生され茶の商を営まれ常に信仰心篤く黒住教に信仰せられかたわら生駒山大聖歓喜天尊に帰依せられたのである。

神 ― 天照皇大神
君 ― 天皇陛下
親 ― 先祖、親

神、君、親を一筋に仰ぐ信仰こそ最も正しい信仰と信じられ修行にも礼拝にも神、君、親を元にして尊び

天照日之大御神
天照皇大神宮

御一神は人智をもって考えたり論議する事は恐れ多い事であるとされ理を入れず信仰すること。

 日之大神の尊い産霊により皇大神としてお現れになり伊勢の神宮に祀りがされお伊勢様お日勢様であると教えられ信仰は日常の行に表わすことを以て旨とせられ、自からは国を富まさねばならぬと養蚕万人講を組織し郷里の氷上群地方を始め多紀郡その他各地方に遊説されて養蚕事業を大いに振興された。篠見四十八滝(多紀郡多紀町)より源を発して多紀郡篠山地方流水も氷上群久下川となり、加古川に入る大川を住吉より丹波の人取川と呼び沿岸地方の人々に恐れられていた(この川が増水の度に緋鯉、鰻、鯰等が川の表面に現れ、又は大きな材木が流れる等のことがあいてこれを取ろうとすると必ずそのまま濁流に呑まれ等その他不思議なことが年々多くの犠牲者を生じたのである。